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無顆粒球症 Agranulocytosis 【概要】血液の中に顆粒球、つまり好中球(正常は1700/μL以上)がみられなくなった状態をいう。自己免疫や抗癌剤などで減少した場合は、好中球減少症といい、薬剤の有害作用で起こった場合を特に無顆粒球症という場合が多い。無顆粒球症を起こしやすい薬剤は、ニューモシスチス肺炎の治療や予防で使われるST合剤、ペンタミジンそして抗HIV薬のネビラピンなど。
無症候性キャリア AC Asymptomatic carrier 【概要】最近は急性感染とエイズ発症の間の期間で、HIVに感染しているが免疫能が保たれているため症状がない状態を言う。症状がなく自分が感染をしていることを知らないので、他者への感染源になる可能性がある。急性HIV感染症の後、体内のHIVの量は一時的に減ったようにみえるが、実際には1日あたり10の10乗個のウイルス粒子できているとされる。しかし、同じ量破壊されるので、ある種の平衡状態になる。感染者の免疫能(CD4細胞数)は比較的保たれ、 無症候性感染とも呼ばれるが最近ではあまり用いない。