PEPについて
PEP(ペップ)とは曝露後予防(Post Exposure Prophylaxis)の略語で、HIV感染予防策です。HIVに感染したかもしれない行為の後(曝露後)72時間以内に、HIV感染症の治療に使われる薬を内服します。
薬の服用は1日1回もしくは2回、30日間続けます。
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PEP(ペップ)とは曝露後予防(Post Exposure Prophylaxis)の略語で、HIV感染予防策です。HIVに感染したかもしれない行為の後(曝露後)72時間以内に、HIV感染症の治療に使われる薬を内服します。
薬の服用は1日1回もしくは2回、30日間続けます。
*医療従事者の職務中の針刺し事故のPEPについては、労働災害として労災保険の対象となります。勤務先医療・福祉機関のある県の健康対策課、もしくは広島大学病院またはお近くのエイズ拠点病院にお問い合わせください。
広島県の場合は、広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)にてご確認ください。
費用の内訳は以下の通りになります。(税抜き表記、受診時の診療点数に準ずる)
<初診・再診・検査料>
初診料 | ¥2,910+処方箋料 ¥600 |
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再診料 | ¥760 +処方箋料 ¥600 |
検査料 | ¥3,330(*HIV-1.2抗原・抗体同時測定検査の場合) |
*広島大学病院の規約にて
①日本の公的医療保険に未加入
②外国籍
③日本に生活の拠点がない
以上3つの項目全てに該当する方は保険診療点数1点30円となり、上表料金のみ3倍となります。証明ができるものをご持参ください。
<薬剤費>
薬剤費 | ①初診時 14日分:約¥100,000 ②再診時 16日分:約¥115,000 |
---|
*広島大学病院では薬をお渡ししておりません。処方箋を発行しますので、薬局にてお買い求めください。
<概算>1点=10円の方の場合
診療費 | 薬剤費 | 合計 | |
初診 | 約¥3,500 | 約¥100,000 | 約¥103,500 (検査料は別途) |
再診 | 約¥1,500 | 約¥115,000 | 約¥116,400 ( 〃 ) |
総合計 | 約¥220,000+税 |
月曜日・木曜日のみ 8:30〜15:00(休診:左記曜日以外、祝日、時間外)
広島大学病院血液内科
広島大学病院エイズ医療対策室にお電話いただき、「予防内服PEP(ペップ)利用希望」とお伝えください。
(広島大学病院エイズ医療対策室 TEL:082-257-5351)
予約なく来院された場合は、原則診察に応じることはできません。
ご予約時にエイズ医療対策室スタッフから注意事項を説明します。
受診日時をお伝えします。
PEPによりHIV感染を予防することはできますが、他の性行為感染症(梅毒・A型肝炎等)を予防することはできません。コンドームを使用する等感染予防策は引き続き行ってください。
〒734-8551 広島県広島市南区霞1-2-3
TEL:082-257-5351