心理職対象HIVカウンセリング研修会(初心者向け)の申込締め切りを延長しとるよ
今月末に開催する研修会の定員に若干の空きがありますので、申し込み締め切りを延長しました。
「平成27年度心理職対象HIVカウンセリング研修会(初心者向け)」という研修会です。
HIVカウンセリングに携わる立場の方にはもちろんですが、違う領域で働かれている心理職の方にも、普段の臨床で活かせる内容にしたいと考えて企画しています。
HIVについて知識ゼロの方でも理解していただけるよう、当院エイズ医療対策室長の藤井より「HIV感染症の基礎知識」の講義をいたします。難しい内容を医療的知識のない人にも分かりやすく話してくれると、毎年好評の講義です。
また、講義「HIVカウンセリングについて」では、HIVカウンセリングはなぜ必要なのか、具体的にはどんなことをしているかなど、喜花よりお話しさせていただきます。チーム医療の中で心理職として貢献したいと考えている方にも役立つ話ができればと思っています。
また、今回は外部講師として、広島文教女子大学の松髙由佳先生に「性の多様性と心理的支援」と題してお話しいただきます。松髙先生は、セクシュアルマイノリティの心理的支援のために心理士に必要な知識や態度についての研究もされておられます。援助を求めて来られたセクシュアルマイノリティの方を有効に支援するために、どの領域で働く心理職にとっても役立つお話が聞けると思います。
研修会の概要です。
H27年度心理職対象HIVカウンセリング研修会(初心者向け)
【日時】 平成27年6月27日(土) 10:00~16:30
【主催】 広島県臨床心理士会(厚生労働省中国四国ブロックエイズ対策促進事業)・広島大学病院エイズ医療対策室
【参加資格】 中国四国ブロック内のエイズ治療拠点病院勤務の心理職、派遣カウンセラー、HIVカウンセリングに関心のある臨床心理士・大学院生など(HIVカウンセリング経験者も参加できます)
【会場】 広島大学病院 臨床管理棟3階 2会議室(広島市南区霞1-2-3)
【プログラム】
「HIV感染症の基礎知識」
講師 広島大学病院エイズ医療対策室 藤井 輝久
座長 広島大学保健管理センター 内野 悌司
「HIVカウンセリングについて」
講師 広島大学病院エイズ医療対策室 喜花 伸子
座長 広島大学保健管理センター 内野 悌司
「性の多様性と心理的支援」
講師 広島文教女子大学 松髙 由佳先生
座長 広島大学保健管理センター 内野 悌司
「事例検討」
事例発表者: 県立広島病院 安食 美葵先生
コメンテーター:広島文教女子大学 松髙 由佳先生
参加申込の期限を、6/17(水)とさせていただきました。
ご参加を希望される方は、中四国エイズセンターのホームページに開催要項と申込書が掲載されていますので、メールかFAXでお申し込みください。
(喜花)