社会福祉制度

HIV感染症と福祉の実際

1.生活やサービス利用の調整

身体障害者手帳について
身体障害者手帳とは何ですか?
身体障害者福祉法で定められている身体上の障害を持つ人が,医師の診断書を提出し,障害の程度が認定基準に該当すると認められた人に対して交付される手帳です。HIV感染症は,免疫機能障害に該当します。
身体障害者に認定されるとどんなメリットがありますか?
身体障害者福祉法が定めている様々なサービスが利用できるようになります。また,身体障害者手帳を持っている人が利用出来る優遇措置もあります。
例) JR・高速道路等の割引,公共施設の入場料の割引,所得申告での障害者控除等。
身体障害者手帳にはどんなことが書かれていますか?
各自治体によって形体が異なります。広島市の場合は,折りたためるようになっている細長い用紙の内側に,障害の種類(HIV感染者は「免疫機能障害」と等級(1〜4級)や住所が記載され,表には写真が貼り付けられ,生年月日,交付年月日等が記入されています。
身体障害者手帳が欲しい時はどんな手続きがいりますか?
必要書類(以下参照)を,住所地を管轄する市区町村の役所(福祉課など)へ提出します。診断書は各県(政令市)が身体障害者の障害等級を判定します。その上で各市町村は身体障害者手帳を発行します。

《 身体障害者手帳の申請に必要なもの 》

(1)申請書(本人が記入)
(2)診断書(指定医が記入したもの)
(3)印鑑
(4)写真2枚(縦4センチ×横3センチ)
(5)外国人登録原票記載事項証明書(外国人の方の場合)

身体障害者手帳の申請に使う診断書は誰に書いてもらうのですか?
身体障害者福祉法第15条において、診断書を書くことが出来る医師を指定しています。HIV感染症の治療をしている医療機関で主に内科・小児科医のうち,一人は15条指定医師になっているはずです。15条指定医師以外の医師が作成した診断書は無効です。
手帳の申し込みに必要な書類はどこにありますか?
市区町村の役所と指定医療機関(治療を受けている病院)の窓口(医事課や医療相談室等)に置いてあります。
手帳の申し込みは必ず自分がしなければなりませんか?
原則は当事者が直接申し込みます。しかし,重度障害の方は困難な場合があります。したがって代理人の申請も可能です。HIV感染症の場合は,社会的に差別される状況を考慮し,代理または郵送で申請することも可能です。代理の場合は家族に限らず,委任された人であれば病院の職員(具体的にはソーシャルワーカーなど)なども行うことができます。
手帳はどのくらいで手元に届きますか?
大体1ヶ月から1ヶ月半程度かかります。身体障害者手帳は障害者本人に直接渡されるのが原則ですが,郵送でも受け取ることができます。
福祉サービスが使えるようになるのはいつからですか?
身体障害者手帳に記載されている交付年月日からです。
>>広島市 身体障害者手帳
SITEMAPPAGE UP