中四国エイズセンター
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「第2回 HIV/AIDS専門カウンセラー研修会」を開催したんよ

こんにちは。派遣カウンセラーとして広島大学病院に来ております佐藤です。
暖冬と思っていたところに、寒波による雪!
今年の冬は気温差が激しいので、皆様もお身体にご自愛ください。
 さて、冬らしい寒さがやってきていた116日~117日の2日間、中四国ブロックの「HIV/AIDS専門カウンセラー研修会」が開催されました。
この研修会は広島県臨床心理士会主催の研修会で、中国四国ブロックのエイズ派遣カウンセラーやエイズ治療拠点病院のカウンセラー、ソーシャルワーカーを対象に行われています。
今回は、“チーム医療”という参加者にとって非常に関心の高い内容をテーマに研修会が行われ、県外からも多くの参加がありました!
 <1日目>
講義1
「HIV感染症の基礎知識とチーム医療-看護師が心理士に期待すること-」
発表者:広島大学病院 看護部Ⅰ外来 小川良子先生
講義2
「HIV医療における心理的援助~大阪医療センターでの経験から」
発表者:大阪医療センター 臨床心理室 森田眞子先生
 
事例検討Ⅰ
発表者①福山医療センター 心理療法士 飯塚暁子先生
発表者②岡山赤十字病院 臨床心理士 東郷和美先生
               医療ソーシャルワーカー 宗好祐子先生
コメンテーター:広島大学病院 看護部Ⅰ外来 小川良子先生
          大阪医療センター 臨床心理室 森田眞子先生
 
懇親会(この場もとても大切です)
 
<2日目>
事例検討Ⅱ
発表者 北海道大学病院 臨床心理士 石田陽子先生
コメンテーター 大阪医療センター 臨床心理室 森田眞子先生
 
上記のような流れで進んだ今回の研修会では、様々な角度から“チーム医療”について考える機会がありました。
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HIVコーディネーターナースをされている小川先生からは、HIV感染症の基礎知識だけではなく、各職種がどのような役割を受け持っており、心理士には何を期待しているのかということについても、とても分かりやすく話していただきました。
 
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長年HIVの活動にご尽力されている森田先生からは、大阪医療センターではどのようなチーム体制で働かれているのか、心理療法士として自分自身がどのようなことを大事にされながらお仕事をされているのかということについて具体的に話していただきました。
 
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講義の中で知識を得た後は、事例検討会を通して実践的に学んでいきました。2日間で3つの事例が提供され、困難事例の中で他職種同士がどのように協働していったのかが紹介されました。また、検討点について話し合う中で、事例ついて深く考えていくことができ、発表者の方も参加者も事例の理解を深めるとても良い機会となりました。
深い学びの機会を下さった、講師の先生方、発表者の皆様、参加者の皆様、スタッフの皆さま、ありがとうございました!

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